bell_bell447のブログ

日々のほっこりやちょっとしたことを載せていけたらなと思います🙈💕

夢への扉


夢はたくさん持った方がいいという考えがが私の中であり、とにかく今での人生の中で数え切れないほどの夢を持ちました。

 

大きいものから、小さなものまで様々でした。

 

きっと、自分の中で"本当の夢"と呼べるものは1つしかない…

 

ちゃんとわかってはいましたが、本当に叶ってほしい夢が叶わないことを知り、信じたくない気持ちが邪魔をして、叶う範囲の夢をたくさん作ってきたのだと思います。

 

ここからはその夢について少し書こうと思います。

 

私の夢は看護師になることでした。

病院に勤めるのでなく、

世界中を回り、現地で1つ1つの命と向き合いたいと思っていました。

そのために必死に勉強をし、英会話も習いました。

 

そんな忙しくも楽しい日々が続き、

着々と夢に向かって前進している矢先、

所属しているクラブの練習で肩と首を痛めました。

痛めただけならよかったのですが、首が動かず、腕もあがりませんでした。

握力も低下し、回復の目処がたちませんでした。

その上、生まれつき喉に負担をかけると声が出なくなることがあり、泣き叫ぶことも体を動かすこともできなくなり、心の容量はパンク寸前でした。

そんな状態で進路決定が迫られた時、

周りに

「自分の体や体調が管理できていない状態で、患者さんを助けられるの?他の道を考えた方がいいんじゃない?」

と言われました。

確かに今の体で看護師は厳しい選択でした。

幼稚園の頃からの夢でしたが、自分の不注意で招いた結果でもありましたし、もう諦めるしかないと思い、三者懇談で違う進路を言おうと思った時、ふと恩師の言葉を思い出しました。

 

「諦めるのはいつでもできるんやで?

なら、挑戦してみてからでも遅くはないんちゃう?」

 

そんな言葉でした。

その頃はまだ小学校低学年だったので、恩師の言葉は全く理解していませんでした。

 

けれど、今になって考えてみれば、

 

あぁ。なるほど。

 

そう思えました。

 

諦めるのも挑戦するのも自分自身なら、

諦める前に挑戦してみても、悪くはない。

そう思いました。

 

その恩師は、

私の学力が伸び悩んだ時、両親が私の習い事をやめさせようとした時も

「やめさせてはいけません!

どんなに難しくても続けることが大切なのですから!」

と必死に話をしに家に来てくれたこともありました。

 

2つのうちどちらかを犠牲にして、片方だけを取ることではなく、本当の夢ならば両方追い続けること、諦めるのはいつでもできるから、まずは挑戦してみること、そんな大切なことを教わりました。

 

そして、そんな大切なことを思い出させてくれた挫折は、私にとってとてもいい経験となり、

夢を追い続けることを決心しました。

 

 

 

みなさんも色々な悩み、挫折など辛いことがあると思います。

でも本当に大切なものは目には見えません。

それは夢であったり、言葉であったり、愛情であったり…

さまざまなものが私たちをつくる糧となっています。

辛い時こそ、胸に手を当てて、それを思い出してみてください。

恩師の言葉や道に咲くタンポポの誇らしげな面持ち…どんな些細なものでもあなたを支える力になると思います。

あとは、それに気付けるかどうかだけです。

挫折は失敗でも諦めることでもありません。

学び、次の壁を乗り越える為の力をつけるクッションです。

ゲームのように、敵が道を阻むこともあります。最後の最後まで手強い壁にぶち当たるでしょう。

けれどその先の景色は、きっと見たこともないような素晴らしいものだと思います。

 

夢と挫折は表裏一体。

 

必ず光があれば影ができるように、

朝がくれば夜がくるように、

夢を追いかければスランプや挫折もあります。

 

けれど、

自分にとっての不幸を嘆かず、

不幸は幸福へのステップだという気持ちで乗り切って、夢を追い続けてください。

 

私の夢への扉は私しか開けないように、

みなさんの夢への扉もみなさん自身しか開けないのですから…

 

Netflix火花お題「夢と挫折」

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